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TEL.044-900-1916 FAX.044-932-7571
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エアコンシステムの基本的な構造

カーエアコンの構造


エバポレーター(蒸発器)
冷媒が気化することによってパイプの周囲から熱を奪い、室内を冷やす部分。ここで冷やされた空気をブロワファンにより車室内に送風する。

コンプレッサー(圧縮機)
エバポレーターで蒸発した冷媒ガスを吸入・圧縮し、コンデンサーでの液化を容易にするため加圧している。マグネットクラッチを介してエンジン回転により駆動され、エアコンシステムの心臓部とも言える。内部はピストン/シリンダーで構成されエンジンと似た構造であり、同様に潤滑が不可欠となる。(潤滑用のオイルは冷媒ガスに混入されており、システム内を循環している。)

コンデンサー(凝縮器)
コンプレッサーで圧縮された高温・高圧のガス状冷媒を冷却し液化させる部分。

エキスパンションバルブ(膨張弁)
一種の絞り弁であり、エバポレーター内を低圧室にする関所のような働きをする。コンデンサーからの高圧液状冷媒をわずかな隙間からエバポレーター内に吹き出し、低圧・低温の霧状にしてエバポレーターでの急激蒸発を容易にしている。構造上、ゴミや氷結した水分などの異物が詰まりやすい。

レシーバー(受液器)
レシーバータンクなどとも呼ばれ、液体となった冷媒を一時蓄える。同時に冷媒に含まれる水分やゴミを取り除き、冷媒を潤滑に供給する。




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